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◆珠玉の中欧♪

◆珠玉の中欧♪
2006年7月に中央ヨ-ロッパに行ったときの写真です。
全画面でお楽しみください。


ブラチスラバ!


ブラチスラバの街角で見かけました。
見事な飾りです♪
K-20060721-BRATISLAVA





スロバキアのテルチで咲いていた白い花。
ヒメジョオンにも似てるのですが・・・。
よく見ると、菊の一種のようにも見えますね。
白い花



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明日は、双子のモルダバイトについて・・・予定です。
今朝はまだ時間が足りなくて~(^^;;;





プラハを愛したモ-ツァルト♪

K-20060731-SCHTEPHAN
ウイ-ンの旧市街(old city)の中央にある聖シュテファン大聖堂です。

K-20060731-PRAHA-CATLE
プラハ城内の聖ヴィ-ト教会です。

プラハを愛したウイ-ン在住の音楽家は沢山いたでしょうが、
そのひとりがモ-ツァルトです。その証拠がこれですね。
映画アマデウスもプラハで撮影されたそうです。

モ-ツァルト 交響曲#38「プラハ」 左メニュ-のMIDI3をクリック。

石日記はもう少しお待ちください。朝早く目が覚めるようになったら再会します。





ラ・カンパネラ♪
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K-20060731-BUDA-DONAU-NIGHT
ブダペストの国会議事堂です。世界遺産です。ドナウの真珠です。豚に真珠ではありません。
日本の国会議事堂が世界遺産になる日はこないでしょうね。あの花崗岩は茨城県稲田御影なんですがね~。だから建物内部の放射能レベルは、自然界の平均値よりもやや高いはずです。(どうでも良いことですね)


K-20060731-FRANZLISZT-BRTISLAVA
こちらはフランツリストがすんでいた家です。
スロバキアの首都ブラチスラバです。
このブラチスラバにはいろんな音楽家が住んでいたようで、
町の飾りも素敵でした。住んでみたい街です。

ラ・カンパネラ
ということで本題。フランツ・リストはハンガリ-に縁の深い作曲家です。
生まれはハンガリ-ですが若くしてフランスに出てピアニストとして認められ、さらにドイツ、イタリアなど遍歴し、晩年にふたたびハンガリ-にもどってきたとか。ハンガリ-語が話せなかったという話もあるそうです。たしかに、ハンガリ-語はヨ-ロッパでは特異な言語(ウラルアルタイ系でフィンランド語や日本語にむしろ類似しています)ですからね。
彼が作曲したこの「ラ・カンパネラ」は、最近フジ子・ヘミングさんの名演奏で有名になりましたが、以前より、この名曲のファンは多いですね。
このMIDIはなかなかのすぐれもので、最後の盛り上がりは名演奏(超絶演奏)を彷彿とさせます♪
なんだか最近音楽系サイトになってきている気もしますが、流れるままですね~。



本場のモルダバイト♪

ガ-ネットはむちゃくちゃ高いし、せめてモルダバイトでもとさがしたのですが、プラハでは研磨された装飾品しか見当たらず。
あきらめかけていたら、ホテルのお土産ショップの隅に、ポツンと一個だけ
私をずっと待っていたかのようにおいてありました。
これもやはりブロ-チのように装飾品で銀で部分縁取りがありますが、
磨いていません。ほぼ原石といえます。
色合いも格別すばらしくはないのですが、せっかくの本場のものだと喜び勇んで買いました。産地については
LOCALITY YRABCE SOUTHERN BOHEMIA CZECH REPUBLIC とありがたくも英語で記載されています。
DVDの上において撮影しました。






Pearl of the Danube♪

ドナウはドイツ語でdonau(ドナウ)ですが、英語ではdanube(ダニュ-ブ)。ドナウ河の真珠=Pearl of the Danubeと呼ばれるのが、ハンガリ-の首都ブダペストです。ドナウ川両岸にブダの街並、ペストの街並が広がります。

そのひとつが王宮の丘にある漁夫の砦。砂岩で出来ていると説明された白い石の建築物はロマネスク様式で実にすばらしい。

近寄って触ってみると、どうやら、凝灰岩のようです。砂岩にも似ていますが、日本でよくある、あの大谷石(おおやいし)の仲間です。砂岩とは異なりますね。ついつい石が気になってしまいます(^^)。
ハンガリ-には火山は無いといわれているようですが、温泉はとても多い所です。(海パンを用意したのですが、時間がありませんでした)
凝灰岩があるという事は、過去には火山活動があった証拠だと思います。
時間があればハンガリ-地質博物館にも行きたかったです。




さて、話をもどしまして、大河をまたぐ鎖橋(チェ-ンブリッジ)エリザベ-ト橋など、綺麗な橋がドナウに架かっています。その下を夕方、風を受けてクル-ズするのが、ドナウクル-ズ。両岸の荘厳な建築物は世界遺産指定です。約1時間の船からの夜景は、まさに絶景。ドナウの真珠です!
これを見に、世界中から人々がやってきます。ブラ-ムスのハンガリア舞曲を聴きながら、あ~最高です。






ドナウの曲がり角♪

ドナウ河はドイツオ-ストリアと東向きに流れてきますが、ここハンガリ-とスロバキア国境付近のエステルゴムあたり屈曲し、南に方向を変えます。
その曲がり角をドナウベントと呼んでいます。
そこにあるエステルゴムの大聖堂は、ハンガリ-建国の父とも言える人を祭った場所です。中に案内されて見ると、何と石材が、赤と白の石灰岩です。赤は確かイタリアから輸入したと言っていました。昔の話です。
その赤い石灰岩の床に、なんと、面白い物を見つけました。
白いはっきりした形で約20cm程度でしょうか。うずまき模様はもっと大きいです。全体がアンモナイトの化石のようです。
アフリカ大陸とヨ-ロッパ大陸がアルプス造山運動によって衝突し、間にあった海にすんでいたアンモナイトのなきがらは、化石となり、現在、ここドナウベントの大聖堂の石材となっているとは、この話も世界的ですね。







モラビアの宝石箱テルチ♪

チェコの首都プラハから、スロバキアの首都ブラチスラバまでの途中で立ち寄った、小さな町テルチ。
ここも美しい町として知られているそうです。

まるで映画のセットのように見えますね。


白い花が綺麗です。

これはしゃがの花ではないでしょうか。
とにかくピ-カンの天気でした。缶ピ-スほど濃い色ではありませんが、こちらは日本より紫外線も強いそうで、サングラス必携です。




世界遺産の町:チェスキ-クルムロフ♪

オ-ストリアのウイ-ン(英語読みではヴィエナ)から、メルク、リンツ経由でチェコとの国境へ。ウイ-ンに付いたのが朝7時。20時間の飛行機乗り継ぎでつかれているのに朝です。さすがは格安ツア-(^^;;;。

そこからはもっぱらバスで移動。昼についた町チェスキ-・クルムロフは、なんと町全体が世界遺産に指定されている驚異的な観光スポットです。
チェスキ-とはチェコのという意味。クルムロフとは、ドイツ語でねじれた、曲がった、というニュアンスだそうです。というのも、この町はプラハを流れるモルダウ川の上流にあり、町がS字結腸のように湾曲して流れるモルダウ川の両岸にできている町なのです。ご興味ある方は検索かけるともっとよくわかります。
世界でも屈指の美しい町で知られます。(といっても私ははじめて知りました)案内書によっては世界で一番美しい町だと紹介されています。


お城の塔に登り、高所恐怖症を我慢して撮影(^^;;;。


花が綺麗で撮影しました。多分ゼラニウムの系統でしょう。ドイツなどでも多い窓辺を飾る花としてこの花もよく見かけます。美しい町並みの一画咲いていた美しい花です。






プラハの春・・・

K-20060721-PRAHA
ヨ-ロッパの京都のような、百塔の都といわれるプラハ。ここに、1968年戦車部隊がやってきたのが、「プラハの春」の終結です。別名チェコ事件とも言います。人間の顔をした社会主義を実現しようとしたドプチェク第一書記の試み(=プラハの春)は、ワルシャワ機構軍によって力ずくでねじ伏せられました。抗議のためにカレル大学の学生2名は焼身自殺したそうです。チェコ人は、この事件を決して忘れませんでした。当たり前ですね。
写真は、中央広場の旧市庁舎の塔からながめたプラハの旧市街です。
旧市街全体が世界遺産です。

町の人たちはとても親切でした。道に迷ってしまい、現在位置を聞いたり、トラム(レ-ルバスのような乗り物)に乗るための切符売り場が分からず、10人以上に散々聞きまわりましたが、皆さん英語ができて、しかも近場なら一緒に来て案内してくれました。親切な対応が忘れがたい思い出になりました。
歴史を知りたいなら、その現場に出向くこと。これは言えそうです。

 


母なる大河ドナウの調べ♪



ドナウ河の音楽といえば、
多くの人はヨハン・シュトラウスの、
あの華麗な「美しく青きドナウ」を
思い起こすでしょう。
私もその一人です。
あの20世紀最高の映画のひとつだと
個人的に思っている、
「2001年宇宙の旅」の前半にも
宇宙に浮かぶ青い地球の姿と
共に流れていて印象的でした。
美しく青きドナウ


でも小さい頃に聞いた、
この曲、ドナウ河のさざなみも、
同様に有名です。

ドナウ河のさざなみ

短調のワルツで、ル-マニアの
ヨシフ・イワノヴィッチ作曲です。

ドナウ河はドイツの黒い森から黒海に到る、
世界一多国籍の大河です。
その流域には、ドイツ、オーストリア、
スロヴァキア、ハンガリー、クロアチア、
セルビア、ルーマニア、ブルガリア、
モルドヴァ、ウクライナがあります。
川長2,858kmです。
このデ-タを見ても、
ゆったり流れる様子を間近に眺めても、
母なる大河の形容がぴったりです♪




悲しく広がるひまわり畑・・・

K-20060718-SUNFLOWER
画面をクリックすると拡大します。

映画「ひまわり」をご存知でしょうか。
イタリア映画で、第2次世界対戦で生き別れになった夫婦
の悲しい再会物語です。
亭主の徴兵によってイタリア側に残された女性(ソフィア・ロ-レン)と、
ロシア戦線に駆り出され、負傷し、助けられたロシア女性と一緒になりロシアに残留した亭主(マルチェロ・マストロヤンニ)の再会と別離・・・。

俳優の熱演も良かったのですが、何といっても胸に迫ってきたのは、あの画面いっぱいに広がって咲いていたひまわりの画像と、物悲しいヘンリ-マンシ-ニの名曲です。
MP3がみあたらず、MIDIですが、
下記に添付します。
一部聴きにくいところもありますが聴いてみてください。(再生をクリック)
スメタナのモルダウと似ていて、雄大ですが、悲しいです。
ひまわりMIDI
なんだか、次第に、「風の石達」ならぬ「風の調べ」のような雰囲気になってきましたね~。

実はロシアまでいかなくても、ハンガリ-、チェコ、スロバキア、
さらにはオ-ストリアでも、このひまわり畑は見られます。
もしかしたら映画で撮影されたひまわり畑はオ-トリアかもしれません。
当時はロシア、ハンガリ-、チェコスロバキアはいづれも東側陣営でしたからね。植物油を採取するために栽培されています。小麦畑、とうもろこし畑などとともに広大な風景を形成しています。まるで北海道の景色を見ているようです。緯度もちょうど北海道あたりです。

ひまわりはつぼみのうちは太陽を追いかけるように首を回すのですが、開花すると、東を向いたままとなります。ですから、東がどちらかは、ひまわりをみるとわかるんですね。じっと東を向いて咲いていたのは、ソフィアが演じたジョバンニそのままだと、今はじめて気が付きました。




プラハといえばカフカ♪

フランツ・カフカといえば・・・、
説明不要でしょう。
あの、朝起きてみたら私は
蛆虫になっていた。
変身=メタモルフォ-ゼス
(メタモ-フォシス)ですね。
物理好きや昆虫好きなら変態?
石好きなら変成、仮晶?

プラハ城の近くには、
中世、錬金術師達が住んでいて、
その秘術を競っていました。
彼らは決して裕福ではなかったので、
小さな路地に、小さな長屋のような家に
住んでいました。
それが今でも残っています。
その一画に、なんとフランズ・カフカも
住んでいたのです。
錬金術師達が望んでいたのも、
このメタモルフォ-ゼス。
鉄を金に変えられたら・・・。
他人事ではないですね。
私達もいつもこのメタモルフォ-ゼスを
望んで生きています。


ここは、錬金術師達の見果てぬ夢から
黄金小路となづけられています。
今はみやげ物屋さんが入っていますので、
観光客の人気スポットになっています。
この写真の青い家こそ、
カフカが若い頃住んでいた家なのです。




プラハといえばミュシャ♪


プラハ城の中にある教会のステンドグラスは美しくて目がくらみます。
そのなかで、少し雰囲気の違う、やや現代的な作風の物が目に付きます。
これこそ、プラハの誇るア-ルヌ-ボ-時代の画家、アルフォンス・ミュシャの作品です。


プラハには、ミュシャの美術館があります。
でも、ミュシャ・ミュゼウムといってもあまり通じません。
チェコ語ではムハなのです。実は英語でもミュハだという事です、
フランス語でようやくミュシャとなるようです。ややこしいですね。
彼はモデルに。描く格好をさせて、それをスケッチしたようです。
そのために、どことなく、写真ぽい作風になっているようです。
女性の美しさを表現する一級の画家ですが、
大作はまたすばらしい迫力があって見逃せません。
ご存知ない方は、検索エンジンなどで、
その作品を見てはいかがでしょうか。
ああ、見たことがある~とか、
どこかの化粧品のCMみたいだ~とか思うことでしょう。
一度見ると忘れられない個性があります。





プラハといえば、スメタナ♪

モルダウといえば、
音楽好きなら必ず思い起こすのが、
この曲。
スメタナの「わが祖国」より、
「モルダウ」ですね。
下記のサイトで聴けます、どうぞ♪
名前は知らない方でも、
聴くと多分わかります♪
雄大でいながら、なおかつ
もの悲しい曲調が大好きです。
 
モルダウ:MIDI


モルダウ:MP3

スメタナの博物館は
モルダウ河のほとりにあります。
グ-グルア-スでも見えますね。
カレル橋のすぐ近くです。

写真は、そのカレル橋からのモルダウ河。
向こう岸にはプラハ城が見えています。

どうか、目をつぶって、
一度モルダウを聴いてみてください。
モルダバイトと
このモルダウがつながれば、
きっと世界が広がります♪


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